「コバケンワールド」を体感できる喜びを一人でも多くの方々に伝えたい
小林研一郎は2005年3月スペシャルオリンピックス(知的発達障がいのある人たちに、日常的なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を年間を通じて提供し社会参加を応援する国際的スポーツ組織=以後SOと呼ぶ)の趣旨に賛同し、冬季世界大会・長野に於いてSOの公式文化事業の一つとしてコンサートを企画し、これを機に「コバケンとその仲間たちオーケストラ」を設立しました。曲目
このオーケストラはプロ・アマ年齢を問わず、活動主旨に賛同する不特定多数の演奏家達とそれを支えるスタッフから構成され、知的障がいを持つ方々を招いて生の演奏を聴いていただく為にボランティアコンサートを行ってきました。
障がいを持つ人も健常者も同じ空間と時を 共有し、同じ喜びを享受して共に生きて行ける社会を実現する為にの一助になることが私たち「コバケンとその仲間たち」の願いです。
コバケンの魂からの演奏と行間の宇宙に魅了されている私たちは演奏者として、また、聴衆として「コバケンワールド」を体感できる喜びを 一人でも多くの方々に伝えたいと思います。
●歌劇「アイーダ」より凱旋の行進曲/ヴェルディ
●パッサカリアより「夏祭り」/小林研一郎
●交響曲「フィンランディア」/シベリウス
●ダニー・ボーイ/イギリス民謡
●歌劇「ジャンニ・スキッキ」より私のお父さん/プッチーニ
●荘厳序曲「1812年」/チャイコフスキーほか
■ 公演日 | 平成21年8月2日(日曜日) |
■ 開演時間 | 開場 13:00 / 開演 14:00 |
■ 会場 | 千葉県南総文化ホール 大ホール |
■ 料金 | 全席自由 一般:¥2,500 学生:¥1,000 |
■ お問い合せ | 千葉県南総文化ホール |
■ チケット | 好評販売中! |
■ 主催・共催 | 主催/コバケンとその仲間たちオーケストラ コバケンとその仲間たちオーケストラ館山実行委員会 共催/館山市・千葉県南総文化ホール |
■ 協賛 | 協賛/オービック |
■ 出演 | ● 小林研一郎/指揮 ● 池田利代子/ソプラノ ● 瀬崎明日香/ヴァイオリン ● 村田 孝高/バリトン ● コバケンとその仲間たちオーケストラ ● 館山白百合合奏団館山黒潮太鼓 ● 館山市立中学校合同バンド ● 千葉県立安房高等学校吹奏楽部 ● 千葉県立長狭高等学校吹奏楽部 |
東京芸術大学作曲科及び指揮課卒業。第1回ブタペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞受賞。ハンガリー国立交響楽団総監督、日本フィル音楽監督はじめ、国内外の数々のオーケストラのポジションを歴任。 現在、ハンガリー国立フィル及び名古屋フィルの桂冠指揮者、アーネム・フィル常任指揮者、マタヴ・ハンガリー交響楽団、九州交響楽団の首席客演指揮者、東京芸術大学名誉教授、東京音楽大学客員教授などを務める。現在最も活躍し、注目されている世界的指揮者の一人である。オクタヴィアレコードより多数のCDがリリースされている。池田理代子/ソプラノ
東京教育大学(現・筑波大)哲学科在学中より劇画を描き始め、「ベルサイユのばら」は社会現象ともいえる大ヒットとなり、今もなお国際的な人気を博する。「オルフェウスの窓」で日本漫画家協会優秀賞受賞。1999年東京音楽大学声楽科を卒業、現在はソプラノ歌手としてオペラ「愛の妙薬」(アディーナ)、「フィガロの結婚」(伯爵夫人)などに出演のほか、ミュージカル「赤毛のアン」、コンサート、ディナーショー、「第九」「レクエイム」のソリストとしても活躍する傍ら、朝日新聞に「ベルばらキッズ」を掲載中。2008年にフランス政府よりレジオン・ドヌール勲章叙勲。瀬崎明日香/ヴァイオリン
東京芸術大学附属音楽高等学校を経て、同大学首席卒業。1995年日本音楽コンクール1位、レウカディア賞、黒柳賞、鷲見賞受賞。レオポルド・モーツアルト国際コンクール第3位。2003年、トリエステ国際室内楽コンクール最高位受賞、あわせてシューベルトの作品に与えられるアルディオ・バルドヴィーノ賞受賞。 2005年、フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウスコンクール優勝。世界各国のオーケストラと共演。村田孝高/バリトン
国立音楽大学声楽科卒業。リリカ・イタリアーナオペラ研修所修了。二期会研修所修了。 1997年には、イタリアのオデルツォにて「愛の妙薬」、スロヴェニアのマリポール国立歌劇場にて「椿姫」に出演する。その歌唱力、存在感、圧倒的な表現力とともに、数少ない軽妙な動きのできる演技派の歌手として、定評がある。また、2008年からは、若手声楽科支援のために池田理代子氏が始めた「ナレーション・オペラ」シリーズに、企画・演出・歌手として参画している。